Vom Schweigen unserer Väter und Großväter nach dem Krieg

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読むときはこうやってマーキングしてる

Deutsche Welleの記事 Vom Schweigen unsere Vaeter und Grossvaeter nach dem Krieg(戦後に父と祖父が沈黙を守ってきたこと)を読んだ。

非常に簡単にまとめるとこんな内容

  • ナチスドイツ時代の兵器製造工場としてMittelbau-Doraという場所がある。日本語Wikipedia記事公式ページ
  • Mittelbau-Doraは強制収容所(KZ: Konzentrationslager)の機能もあった。
  • Miitelbau-Doraでは報復兵器のV1 / V2ロケットの製造をしていた。
  • 他の強制収容所と同じくMittelbau-Doraでも捕虜の扱いはひどいものだった。
  • 記事の執筆者の祖父はMittelbau-Doraで衛生兵として勤務していた。
  • しかし、執筆者の祖父はそのことをまったく口にしなかったという。
  • 執筆者は祖父だけではなく、同じ時代を生きた人はみんな同じく彼らが見たことや経験したことを語りたがらない。だから後の世代の人は歴史の本でしか、戦争の事実を知ることができない。せっかく家族に本よりも身近な体験をした人がいるのに。

と書いている。

戦時中に見たことや経験したことを話したくない。そうした感情を理解するのは難しいことではない。

できれば思い出したくもないのだろう。これは日本人の戦争体験者も同じことだろう。

話したくない人を批判するつもりはまったくない。

しかし、一方で、戦争経験をあえて語ろうとする人たち。こうした人達には最大限の敬意と注目を集めるべきだろう。思い出したくもないことを努力して次の世代に語ろうとしてくれているのだから。