TradeRepublicと共に行くヨーロッパ市場株取引【2021年10月版】

A8バナー広告

久しぶりに記事を書きます。めんどうくさくって、配当利回りをしばらく計算してなかったんですね。久しぶりに計算したので、書き残しておきます。

ポートフォリオの組み方には、この記事を参考にしてみてください。

全体傾向

ざっくり全体では+です。総額価値はおよそ+78%でした。

マイナスになってる銘柄は"iShares Asia Pacific Dividend UCITS ETF"しかありませんでした。とはいえ、もともと配当金目当てで保有してるので、気にもしません。

配当利回りまとめ

まず配当率の計算からおさらいしておきます。

1年分の配当金合計 / 最終配当日の時価 * 100

銘柄最終配当日配当率
iShares EURO STOXX Select Dividend 30 UCITS ETF (DE)15/October/20214.137222222
iShares STOXX Global Select Dividend 100 UCITS ETF (DE)15/Oct/20213.466134074
iShares Core FTSE 100 UCITS ETF17 / Sep / 20213.254067584
iShares Asia Pacific Dividend UCITS ETF19/Sep/20215.189308485

長期安定的な配当利回りの適性利率は3%から4%と言われてます。この基準で考えると、"iShares Asia Pacific Dividend UCITS ETF"以外は安定してますね。

ちなみに・・・この表作成作業はめんどいです。iShareのページから地道に配当金情報をコピペして作成してます。せっかく作ってる情報なので、情報のおすそ分けです。

背景を考えてみる

まずヨーロッパ市場はほぼ安定してきたと思ってよさそうです。

“iShares EURO STOXX Select Dividend 30 UCITS ETF (DE)"は冬・春・夏の配当では3%代でした。秋の配当で4%まで来ているので、EU系銘柄は調子良く、配当金も弾んだと考えていいでしょう。

背景を考えてみると、EU株がイイというよりはUS株が調子イイので、EU株も引っ張られているだけだと思いますが。

現時点で、S&P500の約半数の企業が決算発表を終えていますが、その80%以上が予想を上回る利益を叩き出しています。

https://kobito-kabu.com/kouhaitoukabu-keizainews-202110/

“iShares Asia Pacific Dividend UCITS ETF"は配当率が5%まで行ってます。そもそもこのETFは元々から配当利率が高いです。去年の12月には4.1%の配当利率でした。

ETFの投資内訳をみると、日本39%、香港34%となってます [出典]。日本株は世界的に人気が低下しているようです。

インデックス投資的には「日本株の存在感はどんどん低下している」というのが現状です。

https://kobito-kabu.com/kouhaitoukabu-keizainews-202110/

ということは、"iShares Asia Pacific Dividend UCITS ETF"の牽引役は香港株でしょうか?香港株と切り離せないのが、中国経済の動きです。

今年の中国は2つの懸念があります(ていうか、中国っていつもこんな感じ)。

  1. 不動産業界
  2. 政府からIT企業への干渉

で、結局どうする?

何もしません。購入比率はそのままで放置してます。TradeRepublicには自動購入モードがあるので、放置しておいてもシステムが勝手に購入してくれます。