2020/4/24 論理関係をすばやく認識するには

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ドイツ語のオンライン授業をうける。

授業をうけながら、思ったことがある。

文と文の論理関係が素早く認識できたら、理解スピードが早くなるだろう。と。

だいたい、日常生活的に発生する文の論理関係といったら、次のパターンくらしか存在していない。

  1. 順接関係
  2. 逆説関係
  3. 因果関係

2文がならべられた時に、この文関係をすばやく認識できれば、きっとスピードは早くなるはずだ。

で、ぼくが特に苦手なケースは、因果関係認識だ。

さらに因果関係認識でも、特定の接続詞が特に苦手。

理解が早い因果接続詞

  • weil
  • deswegen / deshalb

理解が止まりやすい(理解不能を起こしやすい)因果接続詞

  • nämlich
    • Positionがちょっと特殊。Subjekt / Verb の後に続く
    • Subjekt Verb nämlich ….の
  • so …., dass ….
    • so (in hauptsatzh) , dass nebensatz
    • 英語のso thatに相当。英語のso thatも解釈が苦手。

どうして理解不能を起こしやすい?

特に上の2つは、NebensatzとHauptsatzの途中に発生することが多い。

ぼくの脳は文節の途中にある語にあまり注意を向けていないので、意味解釈にしくじることが多いようだ。

と、いうことで、nämlich / so … dass に遭遇したら、

一度、流し解釈を止めて、規則性に当てはめながら理解してみるとうまく理解できるだろう。

名詞化した動詞にFür ? Zu ?

この混同はよくある間違いらしい。

  • zu: つづりが同じで名詞化した動詞
    • Wir treffen uns mit Freunden zum Wandern
  • fuer: 名詞変化した場合
    • Fuer die geplante Wanderung

BERTの2文間関係性解釈

思考を整理しているときに、ふと思った。

2文間の関係を解釈する行為って、Bertが学習過程でやっている操作ではないだろうか?

bert-sentence-pair

ただし、Bertでは2文間の関係は類似性だけで表現していたと思う。

ここで、順接・逆説・因果を認識できれば、嬉しいことがあるんじゃないかと、そんなことを思った。

まぁ、最終層のclassifierでそういうsoftmax分類層を積めばいいだけのことだけど。