ヨーロッパ市場で高配当ETFを追う

02/10/2021

A8バナー広告

不定期に書いている高配当株シリーズです。

この記事で書くこと

  • iShare社のETF製品の配当率を確認
  • 寄せ集めた情報を書いておく

この記事を読むといい人

  • ETFの仕組みを理解している人 & ETFを保有している人
  • iShare社のETFを購入できる状態の人

Trade Republicの宣伝

まずは宣伝です。ぼくはTrade Republicを使ってます。ぼくの紹介コードを貼っておきます。

このコードを使うと15€をもらえます。ぼくも15€をもらえます。

  • 売買時の手数料は一律1€
  • 登録はビデオ通話だけで完結
  • 次の条件満たしてれば、利用可能(たぶん普通に在住してる日本人は満たしているはず)
    • ドイツ滞在許可(調べてないけど、ワーホリVisaでも可能かもしれない。ぼくの滞在許可は1年だけだが、サービス登録できた)
    • ドイツ国内住所
    • ドイツの銀行口座(N26のようなオンライン銀行も可。当たり前だけど。)
  • ETFはiShare社の製品を取扱。
  • もちろん、通常の株式も扱ってる。

もっと詳しい説明はこの記事を見るといいと思います。

12月と1月の配当率

現在、ぼくは配当金を出すETFを4つ保有してます。このETFの配当率を見ていきましょう。

名前コード配当率 (%)
iShares EURO STOXX Select Dividend 30 UCITS ETF (DE)DE00026352813.4124847
iShares STOXX Global Select Dividend 100 UCITS ETF (DE)DE000A0F5UH13.83675019
Shares Core FTSE 100 UCITS ETFIE00050424562.922735188
iShares Asia Pacific Dividend UCITS ETFIE00B14X4T884.511683508

配当率の定義をおさらいしておきます。

配当率 = (1年分の配当金合計) / 株価の時価 * 100

株価の時価には、最新の配当金が出た日の額面で計算しました。

ぼくは配当率の基準を3%以上5%以内を適性と考えてます。

この基準でいくと、Shares Core FTSE 100 UCITS ETFだけ少しさびしい感じになっています。安直にかんがえると、コロナウィルスの影響でしょうか。FTSE 100はイギリスのインデックスETFですから。

4つのETFの12月・1月配当金を前年と比較してみましょう。

前年配当金今年度配当金差分
iShares EURO STOXX Select Dividend 30 UCITS ETF 0.030.070.04
iShares STOXX Global Select Dividend 100 UCITS ETF0.20.19-0.01
Shares Core FTSE 100 UCITS ETF (BGP)0.060.03-0.03
iShares Asia Pacific Dividend UCITS ETF (USD)0.3910.2581-0.141

iShares EURO STOXX Select Dividend 30 UCITS ETFだけが増額していますね。これは謎です(笑)

ヨーロッパ市場の方が膠着状態で(むしろ見通しはまだ明るくない)、ヨーロッパ自体に経済回復になるようなニュースも見当たりません。

ここでこびと株さんのおもしろい意見を紹介します。

どれだけ新型コロナの感染が広まっても、次から次に中央銀行が「お金を刷って経済対策」をするので、投資家たちはどんどん楽観的になっています。

https://kobito-kabu.com/kouhaitoukabu-keizainews-202101/

経済対策をしまくっているのはヨーロッパですから、投資家が楽観的になった結果、iShares EURO STOXX Select Dividend 30 UCITS ETFの配当金が増えた可能性はあります。この説を言いたければ、iShares EURO STOXX Select Dividend 30 UCITS ETFの企業30社の株の調子を調べればいいのですが。。。めんどうくさいのでやってません。

いずれにせよ、配当率について特に不満はないです。これからもこの銘柄を買い続ける予定です。

株大セールが発生。次に備えたい。

1月の最終週は米国市場から株の大暴騰&大暴落セールが巻き起こりました。

理由を簡単にかくと個人投資家 v.s. 機関投資家の戦いです。今回は個人投資家が機関投資家に攻撃をしかけた形です。

(個人投資家勢)機関投資家がまた空売りでもうけようとしてやがる。。。気に入らねぇな。みんな機関投資家を潰そうぜ!銘柄の額面をあげまくるんだ!

この銘柄あげまくり祭りのターゲットになったのはGameStop, ACM, Nokiaなどでした。
(ぼくの大好きなNokiaもターゲットにされてて悲しい。。空売りの対象銘柄=人気がない企業とみることができる)

いくつかの銘柄が急上昇した一方で、安定を保ってた銘柄や人気銘柄は一時的に暴落しました。

たとえば、Core S&P500 ETFは1日で10€ちかくの値段を落としました。もちろん、原因がわかると共にただちに値段は回復(現在はまた暴落中。おそらく不安定の余韻かと。)

長期投資家にとって有望株の暴落は大セールとみることができます。ぼくは今回、大セールに乗ることができませんでした。

Trade Republicには値段アラートの機能があります。一定の値段に触れると通知してくれる機能です。

アラートだけではなく、自動購入機能もあります。

こうしたお祭りはしばらく起きないとは思いますが・・・でも、また暴落がないとも限りません。次の大セールに備えておくことにしました。