まったく良くない
きょうも朝の練習をした。が、まったく良くない。
練習をしていても、いままでの自分の人生を嘆いたり、人生での敵のことばかりが頭に浮かぶ。
トレーナーに「もっと集中しろ」と言われるが、それすらも腹がたってしまう。言われるまでもなく知っている。
パンチの練習をしているときですら、「どうして、おれの人生はこんなのなのだろう?」と無性に悲しくなって、泣きたくなってきた。
しかし、練習の最後では少しだけ練習に集中することができた。「こんな人生、どうでもいいや」と思うと、目の前のことに集中ができた気がする。
練習が終わってみると、ほんのわずかなポジティブな要素すら自己拒否する自分の姿勢を感じ取った。どんなに集中できたとしても、どんなによい練習ができていたとしても、すべて「バツ」と自分に言ってしまう、そんな自己像だ。
いや、自己像というより、今まで押し付けられてきた幻想かもしれない。
般若心経を思い出す。そんな自己像すら幻想だというのに、一体どうして幻想に苦しむ必要があるのか?
「バツ」という自己評価を選択しているのもまた自分。実は「バツ」以外の反応も選択できる。むしろ、「サンカク」と言ってあげるべきだろう。

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